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「専用下塗り材とガードシーラーって同じもの?」
「そもそも何で必要なの?」
「漆喰を直接塗ってはいけないの?」
ロハスウォールの専用下塗り材について、そんな疑問の声をいただくことがあります。
この記事では、
・下塗り材にはどんな役割がある?
・どんなときに必要?
・ガードシーラーとは何が違う?
・下塗り材を塗ると何が変わる?
など、漆喰・珪藻土DIYを始める前に知っておきたいポイントをご紹介します。
※ロハスウォールの自然素材100%材料を前提にご紹介しています。
他社製品をご使用の場合は、各メーカー様の仕様をご確認ください。

漆喰・珪藻土DIYでは、完成したときに見える「仕上げ材」に目が行きがちですが、その仕上がりを支えているのが専用下塗り材です。古来からの左官工法で使われていた「砂漆喰」にあたるもので、本格漆喰と同じ原料を配合調整し作っています。
ロハスウォールの「専用下塗り材」は、本格漆喰・高級カキ本格漆喰・珪藻土を施工する前に使用する材料です。
専用下塗り材を塗ることで下地の凹凸を均します。(不陸調整)
それによって
・下地の凹凸がしっかり隠れて完成度が上がる
・下地に直接塗るよりも仕上げ材の伸びが良くなる
などのメリットがあります。
完成度の高い仕上がりに専用下塗り材は必須です。
ロハスウォールの専用下塗り材には、主に次のような役割があります。
1|壁の凹凸を整える
下地には、継ぎ目や小さな段差、補修した部分など、さまざまな凹凸があります。
そのまま仕上げ材を塗るのではなく、下塗り材で下地を整えておくことで、仕上げ塗りをしやすくなります。
2|仕上げ材の伸びが良くなる
下地の状態が整っていないと、漆喰や珪藻土を塗ったときに材料が引っかかり、思うようにコテを動かせないことがあります。
専用下塗り材を施工しておくことで、仕上げ材の伸びが良くなり、コテを動かしやすくなります。
DIYで施工する場合にも大切なポイントです。
3|仕上げ材の使用量を抑えられる
下地の凹凸を仕上げ材だけで整えようとすると、その分、漆喰や珪藻土を多く使ってしまいます。
先に下塗り材で下地を整えておくことで、仕上げ材を適切な厚みで施工しやすくなり、仕上げ材の使用量を抑えることにもつながります。
4|ひび割れなどのトラブルを予防する
石膏ボードの継ぎ目など、下地の状態によっては事前の補強や処理が必要です。
ファイバーテープなどによる補強と下塗り材を組み合わせ、仕上げ材を塗るための下地をつくります。
ただし、下塗り材を塗ればすべてのひび割れを防げるというものではありません。
建物の動きや下地の状態などによっても異なるため、それぞれの下地に合わせた処理が必要です。
5|仕上げ材の乾燥を緩やかにする
特に、砂壁やコンクリートなど水分の吸収が強い下地に、仕上げ材を直接塗ると乾燥が早くて塗りにくく感じる場合があります。
専用下塗り材を塗ることで乾燥を緩やかにするため、作業時間に余裕が生まれます。
6|仕上げ材の乾燥を緩やかにする
仕上げ材ほどではありませんが、「専用下塗り材」自体にも調湿・消臭性があります。専用下塗り材の上に仕上げ材を塗ることで、塗り壁全体の厚みが増し、漆喰・珪藻土の性能がより活かされます。
例えば次の写真のような、石膏ボードの繋ぎ目やビス穴埋めにもパテ代わりに専用下塗り材を使用します。市販のパテの場合、相性が合わない可能性があるため専用下塗り材のご使用をおすすめしています。


これはよく聞かれます。
ロハスウォールの「ガードシーラー」と「専用下塗り材」は役割が異なります。
「ガードシーラーの役割」
・下地から出てくるシミ・アクを防ぐ
・下地を強化する
・仕上げ材との吸着性を高める
・急激な乾燥によるひび割れを防ぐ
といった目的で使用します。
下地と材料の相性をよくするための役割を持っています。
※新品の石膏ボードには不要です。
「専用下塗り材の役割」
・下地の凹凸を整える
・仕上げ材を塗りやすくする
・仕上げ材の使用量を抑える
など、仕上げ材をきれいに施工するための土台をつくる役割があります。
そのため、
「ガードシーラーを塗ったから、専用下塗り材はいらない」
とはなりません。

ロハスウォールでは、仕上げ材だけでなく、専用下塗り材も自然素材100%でつくっています。
成分は、
・消石灰
・石灰石粉
・海藻のり
・水
です。
せっかく自然素材の漆喰・珪藻土を選ぶなら、その下に使用する材料にもこだわりたい。
そんな考えから、仕上げ材だけでなく下地づくりにも自然素材を使用しています。
漆喰・珪藻土DIYというと、どうしてもコテで仕上げ材を塗る工程に注目しがちです。
しかし、きれいに仕上げるためには、その前の下地づくりが大切です。
下地を確認する
↓
必要な下地処理をする
↓
専用下塗り材を塗る
↓
漆喰・珪藻土で仕上げる
この順番で作られていきます。
「自分の家の場合は何が必要?」という方は、まず現在の壁の種類を確認するところから始めてみましょう。
下地別の基本的な考え方については、こちらの記事でご紹介しています。
漆喰・珪藻土のロハスウォール|有限会社 辻建材