はじめての漆喰・珪藻土DIY、塗り方動画あり

はじめての漆喰DIY|準備・下地処理・塗り方を初心者向けに解説

今回はロハスウォールが得意とする「漆喰DIY」のやり方について説明します。

漆喰DIYをやってみたいけれど不安な方へ。

作業の流れ、下地処理の考え方や注意点を、初心者向けにやさしく整理しました。
失敗しにくい漆喰DIYの進め方を解説します。


漆喰DIYはポイントを押さえれば、はじめての方でも取り組むことができます。

ただし、塗り壁は「塗り方」だけで仕上がるものではありません。
下地の状態や事前の段取りによって、完成後の見た目や持ちが大きく変わります。

自己流で進めてしまうと、

ムラ・ひび割れ・シミ(アク)などが出やすくなり、

「時間をかけたのに思った仕上がりにならなかった」

という声も少なくありません。


この記事では、初めての方がつまずきやすい順に、

  • 全体の流れ(段取り)
  • 下地に合わせた下処理のポイント
  • 失敗を減らすための注意点


を、ロハスウォールの考え方に沿って整理しています。


塗り壁DIYは、上手に塗ること以上に

下地を見極め、無理のない準備をすること が成功の近道です。


一緒に確認していきましょう。



初めての漆喰DIY、不安はありませんか?

「自分で本当に塗れるのか」

「どこまで準備が必要なのか」

迷いがある方は、まず「どんな進め方が自分に合っているか」を整理してみましょう。
ロハスウォールが考える 3つの考え方 をご紹介します。


A|まず一度、塗ってみたい

「まずは漆喰DIYを体験してみたい」
「仕上がりは多少ラフでも、自分で塗ることを楽しみたい」

そんな方は、事前に“相談できる環境”があるか
を確認しておくと安心です。


B|自分の悩みにあった材料を選びたい

ロハスウォールには漆喰や珪藻土などの仕上げ材があります。
湿気・ニオイ・仕上がりの質感など、何を重視するかで選び方が変わります。


C|広い範囲を失敗なく進めたい

「新築やリフォームで、やり直しが難しい」
「広い面積を塗るので、途中で失敗したくない」

このような場合は、
“失敗しにくい環境を整える” という考え方がおすすめです。


漆喰DIYの流れ

漆喰DIYは、思いつきで始めてしまうと
「準備不足だった」「順番を間違えた」と感じやすい作業です。

あらかじめ全体の流れを知っておくだけで、
作業はぐっと進めやすくなります。

漆喰DIYの基本的な流れ

全体の流れは、次のようになります。


  1. 塗る場所と面積を決める
  2. 壁の下地の種類を確認する
  3. 使う漆喰を選ぶ
  4. 必要な道具をそろえる
  5. 養生をする
  6. 下地処理を行う
  7. 下塗り材を塗る
  8. 漆喰を塗る
  9. 後片付けと掃除をする


前半は「確認と準備」が中心で、
実際に漆喰を塗るのは後半です。


① 塗る場所と面積を決める

まずは、

「どこを」「どれくらい」塗るのかを決めます。


  • 壁だけ?
  • 天井も含める?
  • 一面だけ?それとも部屋全体?


この段階では、
大まかに決めるだけで問題ありません。

面積が分かると、必要な材料の量や
作業日数の目安が立てやすくなります。



② 下地の種類を確認する

塗れる下地まとめ|ブログ


次に重要なのが、壁の下地です。


  • ビニールクロス
  • 石膏ボード
  • ベニヤ板
  • 砂壁・土壁 など


漆喰は、下地によって
「そのまま塗れるか」「下処理が必要か」が変わります。

ここを確認せずに進めると、
ひび割れ・剥がれ・シミ(アク)などが出やすくなるため、
最初にチェックしておくのがおすすめです。



③ 使う仕上げ材を選ぶ

ロハスウォールには漆喰や珪藻土などの仕上げ材があります。

それぞれに特徴があり、湿気・ニオイ・仕上がりの質感など、何を重視するかで選び方が変わります。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考ください。

湿気・ニオイ・仕上がりから選ぶ|あなたに合う漆喰・珪藻土の選び方


④ 必要な道具をそろえる

材料が決まったら、道具を準備します。

漆喰・珪藻土DIYを始めるには?施工前に決める5つのこと|ブログ

最低限必要になるのは、


  • 鏝(コテ)
  • 盛板
  • ひしゃく
  • バケツ
  • 養生用品
  • 防水性の手袋、保護メガネ


高価なもので揃える必要はありませんが、
コテは使いやすさを重視 すると作業が楽になります。



⑤ 養生をする

はじめての漆喰DIY7|ブログ

漆喰DIYで意外と時間がかかるのが、養生です。
汚したくない場所をしっかり覆います。


  • 床
  • 窓枠
  • ドアまわり
  • 巾木


※床は必ず防水性のシートで養生をしてください。

養生を丁寧にすると、仕上がりが整うだけでなく、
後片付けもぐっと楽になります。


⑥ 下地処理を行う

下地の状態に合わせて、


  • カビを退治する
  • 浮いている部分を補修する
  • ガードシーラーを塗る


などといった下地づくり(下地処理)を行います。


下地づくりは


  • ひび割れ
  • 肌別れ(剥がれ)
  • シミやアクの発生


などのトラブル予防につながります。
漆喰DIYの仕上がりは、この工程で大きく左右されます。



⑦ 専用下塗り材を塗る

専用下塗り材を使って下地の凸凹を整えます。
完成度が上がり、仕上げ材もより塗りやすくなります。

また、漆喰や珪藻土と同じくコテを使って塗るため、
本番前の練習にもなります。


⑧漆喰を塗る

準備が整ったら、いよいよ漆喰を塗ります。

初心者の方は、


  • 一度に厚く塗らない
  • 無理にきれいに仕上げようとしない


この2点を意識するだけで、失敗しにくくなります。



⑨ 後片付けと掃除をする

塗り終えたら、完全に乾く前に養生を外します。

(乾ききってから剥がすと、端が欠けやすくなることがあります)

その後は自然乾燥でゆっくり固まるのを待ちます。


ヒートガンなどで急激に乾かすと、
ひび割れや表面のムラにつながる場合があります。

最後に、道具の洗浄と片付けを行います。


漆喰は固まると落としにくくなるため、
使い終わった道具は早めに水洗いするのがポイントです。


工程の流れを知ることが、いちばんの失敗防止策

漆喰DIYは、一つひとつの作業は難しくありません。

ただし、順番を守り、焦らず進めること が大切です。



この中でも特に重要な「下地に合わせた下処理」 について詳しく見ていきます。


漆喰DIYでは、下地に合わせた下処理が必要

漆喰DIYで、仕上がりにいちばん影響するのが下地処理です。

ここを省いたり自己判断で進めてしまうと、

あとから


  • ひび割れ
  • 剥がれ
  • シミ(アク)の発生


といったトラブルが起こりやすくなります。


「塗り方が悪かったのかな?」と思われがちですが、
実際には下地との相性や準備不足が原因であることも多いです。



なぜ下地処理が必要なのか

漆喰は、自然素材ならではの性質として下地の影響を受けやすい仕上げ材です。

下地の種類や状態に合わせて適切な処理を行うことで、


  • シミやアクの発生を防ぐ
  • 継ぎ目などからのひび割れを予防する
  • 剥がれなどの施工後のトラブルを防ぐ
  • 仕上げ材を塗りやすい状態に整える


といったことにつながります。


きれいに、長く使える塗り壁にするためには、「塗る前の準備」がとても大切です。


下地によって対応は変わります

漆喰は、どんな壁にも同じように塗れるわけではありません。


たとえば、


  • ビニールクロス
  • ベニヤ板
  • 石膏ボード
  • 砂壁、土壁
  • 汚れやシミのある壁


それぞれ、必要な下処理が異なります。

特に注意したいのは、


  • 木部(ベニヤ・合板) → アクが出やすい
  • 古い壁 → 表面がもろくなっていることがある
  • カビのある壁 → そのまま塗ると再発の可能性がある


といったケースです。


「そのまま塗れそう」は要注意

見た目がきれいでも、


  • 触ると粉が付く
  • 表面が浮いている
  • 以前の汚れやシミがある


こうした状態のまま塗ると、

完成後にトラブルが出る可能性が高くなります。


「大丈夫そうだから塗ってしまおう」ではなく、
一度立ち止まって下地を確認することが、失敗を防ぐ近道です。



ロハスウォールが下地づくりを重視する理由

ロハスウォールでは、
「漆喰は下地づくりでほぼ決まる」と考えています。

せっかく自然素材の漆喰を選ぶなら、


  • 見た目だけでなく
  • 安心して使えること
  • あとから困らないこと


も大切にしてほしいからです。


DIYであっても、
プロと同じ考え方で下地を整えることをおすすめしています。



迷ったら、無理に進めない

「この壁、どう処理すればいいのかな?」

下地の状態は実際に見てみないと分かりにくいこともあります。
無理に自己判断せず、確認してから進めたほうが安心です。

次の章では、下地ごとの具体的な考え方をまとめていきます。


下地ごとの処理方法はこちら

ビニールクロス・石膏ボード・ベニヤ・砂壁など、下地によって必要な処理は異なります。

下地別の基本的な考え方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

漆喰・珪藻土は今の壁に塗れる?よくある下地と下地処理を解説


判断に迷ったときは

下地の状態は、写真や文章だけでは判断しにくいこともあります。

  • これって塗って大丈夫?
  • 下地処理は必要?


そう感じたら、無理に進めなくて大丈夫です。

下地を一度確認してから進めることで、失敗のリスクは大きく減らせます。



はじめての漆喰DIY基本の塗り方動画|YouTubeで開きます



漆喰壁の仕上げ模様


漆喰DIYには、人気のあるいくつかの塗り方があります。

フラット仕上げは少し練習が必要ですが、

模様をつける仕上げであれば、コツをつかむことで難易度がぐっと下がり、
DIYでも比較的取り組みやすくなります。

また、塗った記念としてご家族の手形を残したり、

ガラスや小石を模様の一部として埋め込んだりと、
漆喰DIYの楽しみ方は人それぞれ。

「こうしなければならない」という正解はなく、

自由な発想で仕上げられるのも、漆喰DIYの魅力です。



漆喰DIYの注意点

漆喰DIYは、ポイントを押さえれば難しい作業ではありません。

ただし、いくつかの点を知らずに進めてしまうと、


  • 「やり直しが大変」
  • 「思った仕上がりと違う」


と感じやすくなります。

ここでは、初心者の方が特につまずきやすい注意点を整理します。



材料が強アルカリ性の素材であることを理解する

ロハスウォールの漆喰・下塗り材は、
自然素材100%ですが強アルカリ性です。

【注意しておきたいこと】

  • 作業時はゴム手袋を着用する
  • 目に入らないよう保護メガネを使う
  • 肌に付いた場合は、すぐに水で洗い流す

正しく扱えば必要以上に怖がるものではありませんが、
安全に作業するための基本として覚えておきましょう。



一度に厚く塗らない

初心者の方がやりがちな失敗のひとつです。


  • 下地を一気に隠そうとして厚塗りする
  • 結果、乾燥時にひび割れやすくなる


塗りつけて終わるのではなく、必ず均して厚みを整えましょう。



養生は丁寧に、剥がすのは早めに

養生は地味ですが、とても大切な工程です。


  • 床、窓枠、巾木、ドアまわりは必ず養生
  • 漆喰が完全に乾く前に養生テープを剥がす


乾ききってから剥がすと、
角が欠けたり、仕上がりが荒れる原因になります。



「均一な仕上がり」を目指さなくていい

プロのようなフラットな仕上げは、実は難易度が高めです。

初心者の方には、


  • コテ跡を少し残す
  • ラフな表情を活かす


といった仕上げのほうが、失敗が目立ちにくく、満足度も高くなりやすいです。



乾燥は自然に、急がない


  • 表面が乾いて見えても、中は乾いていないことがある
  • 暖房の直風や強制乾燥は避ける


漆喰は、ゆっくり乾かすことで安定します。
「早く終わらせたい」気持ちを少し抑えるのが、
きれいに仕上げるコツです。


不安なまま作業を進めない


  • 下地の判断
  • 材料の選び方
  • 塗り方の進め方



どこかで不安を感じたら、一度立ち止まることも大切です。

無理に進めるより、確認してから進めたほうが、結果的にうまくいきます。



漆喰DIYでよくある質問

はじめて漆喰DIYを考える方から、特によくいただく質問をまとめました。

作業を始める前の不安を、ここで少し軽くできればと思います。



Q:ガードシーラーや専用下塗り材は必ず必要ですか?

専用下塗り材は、基本的に使用します。
ガードシーラーは、下地の種類や状態によって必要かどうかが異なります。

例えば、確実な新品の石膏ボードの場合はガードシーラーは不要ですが、専用下塗り材は使用します。

ガードシーラーと専用下塗り材の違いについてまとめました


漆喰を塗る前に下塗りは必要?ガードシーラーと何が違う?「専用下塗り材の役割」を解説

 

Q:漆喰はどのくらいの厚みで塗ればいいですか?

目安は 1〜2mm程度 です。

一度に厚く塗ろうとすると、
乾燥時にひび割れが起こりやすくなります。


Q:うまく塗れず、表面が荒れてしまいました

初心者の方にはよくあることなので、心配はいりません。

  • 完全に乾く前であれば、コテで軽く整える
  • 乾いてからでも、薄く上塗りして補修する

といった方法で対応します。


Q:余った漆喰は保存できますか?

はい、条件を守れば保存できます。

  • 空気を抜いて密封する
  • 雨風を避ける
  • 凍結しない場所で保管する

この状態で、

専用下塗り材・漆喰は約1年、珪藻土は約1か月保存できます。

※一度凍結したものは使用できません。
※空気に触れないよう密封して保管してください。


Q:どうしても不安な場合はどうすればいいですか?

無理に一人で進めなくても大丈夫です。

  • 少量で試し塗りをする
  • 施工前に相談する
  • DIY教室やサポートを活用する

不安を解消してから進めた方が、
結果的にきれいに、楽しく仕上がるケースが多いです。



漆喰DIYの教室について

はじめて漆喰DIYを考えたとき、


「本当に自分でできるかな」「一度ちゃんと教えてもらいたいな」

と感じる方は少なくありません。


ロハスウォールでは、はじめての方が安心して一歩踏み出せるための
漆喰・珪藻土DIY教室を開催しています。


  • 「いきなり自宅で塗るのは不安」
  • 「一度見て、触ってから決めたい」


そんな方に向けた、学びの場として用意しています。

漆喰・珪藻土の塗り壁DIY教室ボタン1

まとめ|無理のない形で、漆喰DIYを始めてみませんか

漆喰DIYは、特別な人だけができるものではありません。
ポイントを押さえて準備すれば、はじめての方でも十分に挑戦できます。

ただし、「塗り方」だけを真似してもうまくいかないのが塗り壁DIYです。


  • 下地の状態を見極めること
  • 材料や段取りを間違えないこと
  • 失敗しても直せる余地を残すこと


この積み重ねが、

「やってよかった」と思える仕上がりにつながります。

この記事では、初めての方がつまずきやすいポイントを中心に、
ロハスウォールの考え方で整理してきました。


すべてを一度に理解しなくても大丈夫です。

不安なところだけ拾い読みしながら、ご自身のペースで進めてみてください。



はじめてで不安が強い方へ

「いきなり自宅で塗るのは少し不安」

という方には、DIY教室という選択肢もあります。


一度体験してから決めることで、
その後のDIYがぐっと楽になる方も多いです。


自然素材と、無理のないDIYをあなたの暮らしに合った形で、

塗り壁を楽しんでもらえたら嬉しいです◎


※ ご紹介した内容はロハスウォールが製造する自然素材100%の漆喰、珪藻土で仕上げることを前提とした内容となっています。
他の材料の場合、お伝えしている内容とは方法が合わない可能性があるため、ロハスウォール以外の材料についてはご使用になる材料の製造メーカーにご確認ください。


漆喰・珪藻土のロハスウォール|有限会社 辻建材


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